Google ChatとSlackの違い
Google ChatはGoogle Workspaceに組み込まれたビジネスチャットツールです。GmailやGoogleドライブとシームレスに連携できる点が最大の強みで、2026年にかけてGemini AI連携・Meetingセクション・メッセージスケジュール機能など多くのアップデートが加わりました。
2026年の注目新機能
1. Meetingsセクション(2026年3月〜)
2026年3月19日より、Google Chatの会話リストに新しい「Meetings(ミーティング)」セクションが追加されました。会議に関連するチャット・メモ・共有ファイルを専用セクションにまとめて管理できます。会議前後のコミュニケーションが一箇所に集約され、情報を探し回る手間がなくなります。
2. メッセージスケジュール機能
メッセージを指定した日時に送信予約できる機能が追加されました。早朝に作業して翌朝9時に送信予約、または時差のある海外チームへ適切な時間に送信するといった使い方が可能です。送信ボタン長押しで「後で送信」を選択します。
3. GeminiによるUnread(未読)メッセージ要約
Google ChatのホームビューでGeminiが未読メッセージを自動要約してくれます。多数のスペースやDMを抱えている場合でも、「昨日の未読をまとめて」と聞くだけで重要な情報を把握できます。日本語を含む複数言語に対応しています。
4. セキュリティ強化:不明送信者のブロック
組織外の不明な送信者からのメッセージをブロックする機能や、スペースへの参加リクエストの承認制が設定可能になりました。フィッシング被害やスパム被害を防止します。
スペースとダイレクトメッセージの使い分け
- ダイレクトメッセージ:1対1または少人数(5名以内目安)のやり取りに最適
- スペース:プロジェクトや部署など継続的なトピック専用のチャンネル
スペースの作成手順
- Google Chat左メニューの「スペース」→「新しいスペースを作成」
- スペース名・絵文字・説明を入力
- メンバーを追加(外部ユーザーも追加可能)
- 「スレッド形式」を選択(議題ごとに整理したい場合に推奨)
ファイル共有の方法
メッセージ入力欄の添付アイコンからGoogleドライブのファイルを直接共有できます。ファイルの権限が自動的にチャットメンバーに合わせて調整されます。共有ドライブに保存されているファイルもそのまま貼り付け可能です。
Google Meetとの連携
スペース内のビデオアイコンをクリックすると、そのスペースのメンバー全員を招待したMeetが即時開始できます。テキストで解決できない議題はそのままビデオ会議に移行する「Chat→Meet」の連携フローを活用しましょう。
ボット・アプリとの連携(2025年の新規アプリ)
2025年に多くの新アプリがGoogle Chatに対応しました:
- Trello:タスクカードの更新を通知
- Confluence:ドキュメント更新を通知
- Miro / Lucidchart:ホワイトボードをChat内で共有・更新
- Figma:デザイン変更を通知
- 1Password:セキュリティアラート通知
- Googleカレンダーボット:今日の予定を自動通知
通知設定のカスタマイズ
スペース名右クリック→「通知」から設定できます:
- すべてのメッセージを通知
- @メンションのみ通知(推奨)
- 通知しない(ミュート)
重要なスペースは「@メンションのみ」、情報収集用スペースは「通知しない」に設定すると通知疲れを防げます。
まとめ
2026年3月のMeetingsセクション追加で、Google ChatはビデオMeetとの連携がさらに強化されました。Geminiによる未読要約・メッセージスケジュール・スレッド形式スペースを組み合わせることで、Slackと遜色ない高度なチームコラボレーション環境が整います。すでにGmailやGoogleドライブを使っているチームなら、Google Chatへの移行がシームレスで最もコスト効率が高いでしょう。